社会復帰後もつながれる全国コミュニティへ

社会復帰後もつながれる全国コミュニティへ

宮崎雅子

女性はライフステージの変化、特に、出産から子育ての期間に自信を失くしてしまうことが何度かあります。

具体的には、

  • 妊娠に関する体質の問題
  • 自然分娩か帝王切開かの事実
  • 子育てが順調かそうでないかの環境

というような場面。

 

だからこそ、

「これが私の理想の生き方、理想のバランスなんだ」と女性が自信を持てる社会にしていきたいんです。

 

そう話すのは、内閣府認証特定非営利活動法人(NPO)、

『I Love Mommy Academy』 を運営する宮崎雅子さん。

  1. 産前産後女性支援、子育て支援を目的
  2. 孤立した育児をする母親をなくしたいと、親子向けクラスや、育児サークル活動を行う
  3. 母親であることを活かして、社会復帰したい方のために、親子向けプログラムのインストラクター養成

 

上記のこれまでの活動をベースに、全国規模のコミュニティ展開を構想しているといいます。

今日はそんな、宮崎雅子さんへインタビューをしてみました。

 

子育て環境に課題を感じた9年前

ベビーマッサージの様子

元々は、株式会社ナイキジャパンのスポーツ部門の社員として活躍していた宮崎さん。

退職後もチアスクールやスポーツイベントの運営を行うなど精力的な活動している中、2人目の子どもを出産した頃から、ある想いを秘めるようになったといいます。

 

──ワンオペ育児。

仕事、家事、育児の全てをひとりでやらざるをえない状態になったとき、自分だけでなく、ほかの似たような環境のママたちも、自己嫌悪やイライラで日々消耗していることに気づいたといいます。

 

「何かできることはないだろうか?」

 

それが現在の『I Love Mommy Academy』 の前身である、友人と2人で始めた育児サークルの始まりだったといいます。

 

活動範囲が2人だけでは広がらないと思った

産後エクササイズ

ヨガ&ピラティス、ベビーマッサージ、リトミック、離乳食&親子クッキング…。

今でこそ世の中の認識も変わってきたけれど、9年前は「産後のエクササイズ」ということすらも受け入れてもらえない状況が社会の当たり前としてあった、とのこと。

そんな状況での先進的な活動は、瞬く間に人気を集め、利用者も増えたといいます。

 

その中でも特に意識したのが、

「会社員という立場だと “育児中” というのはデメリットだけど、それをメリットに変えるような取り組みがしたい」

ということで始めたのが、インストラクター養成講座などの取り組み。

育児を経験しているからこそ “強みが発揮できる仕事” を提供できるのでは? という想いから、団体オリジナルの資格を発行。

ベビーマッサージや産後エクササイズを仕事にできる環境を整えていったそうです。

 

講習の様子

 

その際、企業や自治体とも提携できるような団体にし、スタッフも増やして拠点も増やしていこうと考えたそうです。

その時に『内閣府認証特定非営利活動法人』としての認定を受け、産婦人科の医師からもお墨付きをもらえるようなプログラムも発表していったといいます。

 

利用者も拠点も増える中、次の一手は?

船上パーティー

さまざまなクラスを作り、拠点も『新百合ヶ丘』『武蔵小杉』『成城学園前』と次々に増やす中、さらなるステップへ進む宮崎さん。

それが、女性キャリアへの取り組みでした。

 

受講生たちが『I Love Mommy Academy』に所属する平均年数はおよそ2年。

子どもが2歳を迎える頃、ママたちも社会復帰に向けて動き、アカデミーを卒業していくといいます。

ですが、これまで9年間で1,000名を超える利用者がいたことを考えると、もっともっと貢献できる何かがあるのではと考え、現在も新しい取り組みに向けて動かれているそう。

その中でも興味深いのが、『輝きたい女性応援部』の発足。

ここについて、さらに深くインタビューしてみました。

 

理想のキャリアバランスで活躍するママを支援

メイクイベントの様子

ーー【輝きたい女性応援部】とはどういうものなんですか?

宮崎:これまでたくさんのコミュニティを作り、活動し続けてきたからこそいろいろな方々、いろいろなプロジェクトから声を掛けていただくことも増えました。その中で、

「こんな方を探しています」

「こんなことができる方を探しています」

というようなリクエストをいただくことも増えました。それを今度は自分だけではなく、私が信頼できる、素敵な方にご縁を繋いでいきたい、応援していきたいと思い発足しました。

 

ーー活動の方向性というのはありますか?

宮崎:箇条書きみたいに並べますと、

  • 企業からのモニター募集
  • 企業、広告代理店へのご紹介、ご推薦
  • ご自身のサービス、商品の告知
  • ヒアリング、アンケートなどのマーケティングサポート
  • ビジネス、家事育児、ライフスタイルに関するおすすめ情報のシェア
  • 雅子主催のイベントの会員特別割引
  • 雅子おすすめイベント、講座の会員特別割引

などを想定して進めていきたいなと考えています。

 

講演会の様子

 

ーーとにかくパワフルという言葉が似合います。

宮崎:課題がそこにあると感じたらすぐに動きたくなっちゃうんです。笑

 

ーー活動する中で、何か大変なことはなかったんですか?

宮崎:やっぱり大変なことありますよ。例えば一度、銀座にサロンを出したことがあるんです。その時はどうしても経費がかかってしまって、撤退を与儀なくされたこともあります。

 

ーー現在は拠点を3つお持ちということですが、もっと増やしていく予定もあるんですか?

宮崎:全国の主要都市に拠点を広げていけたらとは考えています。ただ、事業の拡大という意味ではスタッフの方もママさんたちにお願いをしているので、出産やご主人の転勤などで思うように進まないこともあります。

 

ーーこれまでのアプローチだけでは一進一退になりがちということでしょうか。

宮崎:そこでいま考えているのが、【輝きたい女性応援部】というコミュニティを活性化させながら、どこかのタイミングで『I Love Mommy Academy』との統合ができないだろうか、ということなんです。

 

ーー2つのコミュニティの統合ですか!?

宮崎:まだ構想の段階ではありますが、「こういう人がいるんだ!」「こういうセミナーがあるんだ!」というのを『I Love Mommy Academy』の人たちにも知っていただき、輝ける場、社会復帰できる場を増やしていきたいと思っています。

 

ーーそのモチベーションというのは、どこから来ているんですか?

宮崎:私自身、これまでいろいろな事業を手掛けることができましたが、私ひとりではここまでは絶対に来れませんでした。コミュニティがあって、たくさんの方にサポートしていただいたからこそ、今の私がいます。

 

ーー宮崎さんにとって、コミュニティはとても大切な存在なんですね。

宮崎:ひとりではできないことも、仲間や環境があればできることがたくさんあります。『I Love Mommy Academy』も、最初は学生時代の友達が近くのママ友さんに声をかけてくれるところから始まりました。

 

ーー身近な知り合いからスタートしたんですね。

宮崎:そのあとも、部活でお世話になった先輩や他大のチア仲間がお子さんを連れて来てくれたりとか、そういうところから始まりました。本当にたくさんの方々に支えられて、親しんでもらって、今があります。

 

ーー仲間やコミュニティに支えられてきたからこそ、それを還元していきたいという想いが感じられます。

宮崎:あとはもう、「楽しい」「来てよかった」と言ってもらえるのが純粋に嬉しいんです! それが私の活動の原動力です。

 

ーーこれからの活躍、応援しております。今日はありがとうございました。

宮崎:こちらこそ、ありがとうございました。

 


 

子育てサークル『I Love Mommy!』は、新百合ヶ丘、武蔵小杉、成城学園前にて、さまざまな講座を開催中です。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

 

▼子育てサークル I Love Mommy!

http://r.goope.jp/love-mommy

▼NPO法人 I Love Mommy Academy

http://r.goope.jp/i-love-mommy-ac

 

宮崎雅子

 

INTERVIEWカテゴリの最新記事